ろうそくは光であり火である。

火は人間の根源でもある。

活力であり生命力である。

自らの心の中に明るい点す灯があればどんな環境であれ、どんな出来事が起ころうが幸せであろう。

「自明灯」(じみょうとう)というそうである。

人はこの世に生まれてきたは、本来幸せなるものが通常の状態である。

 

しかし、お金がない、家がない、病気である、仕事がないなどでどんどん不幸だと感じてしまう。

もし不幸だと感じるとすれば外側に何もないのではなく、内側に何もないのではないか?

内側の幸せは、外側とは関係なくずっと長続きする。

 

苦しい時、迷った時は心の灯を見つめる。

光が進む道を照らしてくれる。

闇を照らす灯を心に作ってみる。妄想で人生を立て直し、世界を変えることが出来るはず。

道具はまず、ろうそく1本から。

じっとろうそくの炎を見ることから始める。

それを続けていくと、ろうそくがなくても目を閉じれば炎が浮かび上がるようになる。

 

そしたら闇など恐れる必要はなくなるであろう。

そしてこの世界は光に満ちていると分かるであろう。

 

実際にろうそくの炎を灯して 内なる光を発見しよう。

 

悲しみに打ちひしがれている時

この先が見えなくて絶望している時

不安な日々で毎日を過ごしている時

ろうそくを見つめることから始めてみよう。